[青梅市成木](2007年6月1日更新) |
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おいしいものがあるから、ただそれを食べてもらいたいだけ。
青梅市と飯能市の境界線付近は、どの駅からも距離があるせいか、市街化がすすんでいない地域です。とはいっても、車で走ってしまえば、飯能駅や青梅駅から15分程度。自然の風景が保たれており、のんびりとした暮らしを楽しむにはとてもいい環境です。
そんな山里にある「内沼きのこ園」>さんは、自然原木栽培のおいしいきのこを提供してくれる農園。ここのきのこは、大変手間暇をかけて作られており、ほぼ年中食べられるシイタケをはじめとして、秋にはクリタケ、マイタケ、ヒラタケ、ナメコなど、さまざまな種類のきのこを買い求めることができます。 |
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この先にレストランがあるとは、思えない場所にあります。 |
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このロケーションに注目したのが、日高市在住の又野龍彦さんです。ここにしばしば訪れていたという実父の紹介で訪れてみると、雰囲気もさることながら、収穫したばかりのきのこのおいしさにただ感心するばかり。料理人としての修行をしていた又野さんは、この味と環境に惚れ込み、きのこ料理をメインとするレストランをオープンすることを決意したそうです。
お店は、“きのこ坊”と命名。わざわざここまで足を伸ばしてくれるお客様だからこそ、ここにしかない食べ物を、ゆったりとした時の流れの中で食べたいはず...。そうした思いから、きのこはもちろん、他の食材も地場産にこだわったメニューを心がけていきたいといいます。 |
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ほだ木はきのこの畑。汚染されてい
ない、福島県阿武隈山系から取り寄せた木を使用しているそうです。 |
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春になると、林内のあちこちにカタクリの姿が見られるという。 |
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林の中できのこ狩りも楽しめます。 |
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